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空に消えた風船の思い出

 ひょんなことから、子どもと風船の思い出話しになりました。
 多分、2年くらい前の話しです。

 母子三人で出かけた時、休憩のため、スーパーの一角にあるファーストフード店に入りました。
 席に座ってから、気が付いてみると、近くに座っている子どもの手に風船が。あら?と思って、まわりを見てみると、他の子どもたちの手にも風船が。
 下の子も風船に気が付き、私の予想通りの反応で、「フウセンほしいー」と言い出しました。
 うるさいので、仕方なく、「それどこでもらったの?」と近くの子どもに聞くと、ホールで配っていたとのこと。
 それを聞いて、ファーストフード店を出てから、ホールへ直行してみました。
 でも、風船もないし、子どももいないし、配っている人もいません。変だなーと思って、店員さんを見つけ、聞いてみると、何時から風船を配るというイベントで配られていて、もうそのイベントは終わったとのことでした。
 店員さんは下の子が欲しがっているのがわかったようで、「探してみましょう!」と言って、探しに行ってくれました。しばらくして戻ってくると、「申しわけありませんが、もう一個もありません」と私たちに言いました。
 下の子はがっかりしていましたが、仕方がありません。探してくれたお礼を言って、それから、食料品コーナーに行って、食料品を買って、帰ろうと自動ドアを開けて、外へ向かって歩いていた時です。後ろから、「お客さまー!」の声が。振り向いてみると、さっきの店員さん、そして、もう一人の店員さんが私たちを追いかけて来ました。
 「一個だけありました」そう言って、下の子に風船を渡してくれました。あれからも探してくれていたんだ、それも他にもう一人の店員さん、二人で探してくれていたんだと思うと、何だかとても申しわけない気持ちになりました。
 でも、風船を渡す店員さんもにこにこ笑っていて、風船を渡された下の子も、にこにこ笑っているのを見て、申しわけない気持ち半分、嬉しい気持ち半分になりました。
 店員さんが私たちに手を振ってくれ、こちらも何回も頭を下げ、スーパーを後にしました。

 笑顔の下の子は、車の中でも、風船とじゃれあっていました。
 車が自宅に到着し、車のドアを開け、家に向かおうとした時に事件は起こりました。ヘリウムガスの入っている風船はとても軽く、一瞬の隙に空へとゆっくり飛んでいってしまったのです。
 びっくりして叫んでいる下の子の声は、風船には聞こえない風で、みるみるうちに小さくなって、ずっと上の方に入ってしまいました。
 下の子は両手を上げて、泣き叫び、風船を取ってーだとか、私に空に飛んでいって取ってーだとか必死に訴えてきます。その悲痛な叫び声は今まで聞いたことがないくらいでした。
 私は、どう対処していいのかわからくて、おろおろするばかり。
 子どものためだったら、何でもしてあげたいけど、どうしようもできないこともあるーと実感した出来事でした。
  
 今なら、もう笑い話しです。
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風船ってけっこうはかないものですよね。

風船。
子どもには、とても魅力的なものみたいですよね。
小学校の時、学校で映画を見たのですが、「白い馬」と「風船」が出てきて、なんて言う映画だったのかなとたまに思い出します。

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